ハイエースの逆輸入車はある?
オーソックスでシンプルなデザインのハイエースは、抜群の耐久性から乗用車はもちろん、商用車としても大変人気があります。もちろん、海外でも人気が高く、中古のハイエースがアフリカなどにたくさん輸出されています。
ところで、同じトヨタで製造販売しているランクルやハリアー、ハイラックス、セルシオなどの左ハンドル車を見かけることがありますね。その多くは逆輸入車と呼ばれるもので、主にアメリカから輸入しているトヨタ車です。しかし、ハイエースの左ハンドル車というのはほとんど見たことがありません。つまり逆輸入していないということです。
その理由は簡単で、現行型の200系ハイエースはアメリカで販売されていないのです。一つ型の古い100型は、1982年~1997年にかけて、アメリカやカナダで販売されていたので、その時代には逆輸入車もあったかもしれません。逆輸入車の魅力は左ハンドルということにつきますが、それ以外にはあまりメリットはありません。日本の規制に適合させなければならないので、の分の費用も余計にかかります。ただ、円高のときに輸入すると、為替の恩恵を受けることができます。もちろん、円安になればその逆になります。